2019
02.01

2019年SNSマーケのキーワードのひとつ「ナノインフルエンサー」

未分類

2017年頃から、SNSマーケの世界では「インフルエンサー」が大いにもてはやされていました。 特に芸能人、文化人や政治経済で活躍している人など、何十万人もフォロワーのいる人の影響力が凄まじいことは、今や誰の目にも明らかです。

しかし、最近、こうした「有名人インフルエンサー」だけではなく、フォロワーが数千人~1万人以下の「ナノインフルエンサー」にフォーカスが当たっているようです。 例えば『web系海外記事メディア SeleQt』というサイトにも、ナノインフルエンサーに関して、こんな記述があります。

「彼ら(ナノインフルエンサー)は大衆に対しての影響力はないかもしれませんが、彼らの仕事や、強烈な社会的存在感、または彼らの特定の業界/トピックに対する情熱などによって、フォロワーに大きな影響を与えることができます。」

『web系海外記事メディア SeleQt』
【2019年度】ソーシャルメディアの最新トレンドは?SNS動向を大胆予測

https://www.seleqt.net/marketing/six-social-media-trends-2019/

さらに、『ソーシャルトレンドニュース』というサイトの座談会の中で、SNSに詳しいテテマーチ株式会社・福間さんという方がこんな面白い言い方をしています。
「今一般にいわれているインフルエンサーって、インフルエンサーじゃなくてディフュージョナー=拡散者かなって思っているんです。インフルエンサーって本来、受け手に影響を与えるものじゃないですか。だからフォロワーが300人でも、その人がいいよ!といったものが300人にちゃんと影響を与えるのであれば、その人はインフルエンサーだし、そこまでの影響力はないけど、フォロワーは1万人いるから情報を拡散できるっていう人はディフュージョナー。それが今後のインフルエンサーマーケティングにおいて重要な境界になるんじゃないかと思います。」

『ソーシャルトレンドニュース』
https://social-trend.jp/46768/…と語り、単にフォロワーの多い「インフルエンサー」を「ディフュージョーナー」とし、“きちんと影響を与える人”をインフルエンサーとして、区別しています。
ナノインフルエンサーのフォロワーは確かに1,000人~、多くても1万人程度だと言われていますが、フォロワー数では勝るマイクロインフルエンサー、トップインフルエンサーやタレントインフルエンサーよりも、フォロワーのSNSアクティブ率が高いともといわれています。
これは、ナノインフルエンサーがニッチなジャンルに精通した投稿を行うことが多く、フォロワーからは専門家的な信頼を寄せられているため、エンゲージしやすいためだと言われています。 単なるフォロワー数だけでその影響力を推し量るのではなく、その人がどんな投稿をし、どんなフォロワーから信頼されているかをきちんと分析する時代になったのだと思います。

編集O

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